目次
時間が早く過ぎる おまじない10選|退屈な時間を楽しく短く感じる方法
時間が早く過ぎる おまじないって何?
おまじないで「時間の感じ方」が変わる理由
時間が早く感じるか遅く感じるかは、心の持ちようによって変わります。
その理由は、私たちが感じる時間には「主観」が大きく影響しているからです。
たとえば、遊園地で楽しく過ごしているときはあっという間に時間が過ぎるのに、授業中や待ち時間はなかなか時間が経たないように思えたことはありませんか?
これは、脳が集中しているときや楽しいと感じているときに、時間を短く感じる傾向があるためです。
そこで役立つのが「おまじない」です。おまじないは、気持ちを切り替えたり集中力を高めたりするスイッチのような働きをします。
とくに「今からおまじないを使おう」と意識することで、自然と気分が変わり、退屈な時間が少し楽しい時間に変わるのです。

「主観的時間」と「実際の時間」のちがい
同じ5分間でも、人によって“感じ方”がまったく異なります。
これは、「主観的時間(感じる時間)」と「客観的時間(実際の時間)」が違うからです。脳は情報の量や興味によって、時間の長さを判断しています。
たとえば、友だちと話している時間はあっという間に感じますが、テスト中の5分はとても長く感じるかもしれません。これは、脳が受け取っている情報の“新しさ”や“興味の強さ”が関係しています。
つまり、「退屈だな」「早く終わらないかな」と思っているときほど、時間が長く感じるのです。
逆に、おまじないで気分を変えたり、脳の意識を別の方向に向けたりすると、主観的に時間が早く流れているように感じられるというわけです。
すぐできる!時間が早く過ぎるおまじない5選
緑色のペンで右手の親指に「目」を描くおまじない
右手の親指に緑のペンで「目」を描くと、見守られているような安心感が生まれます。
なぜなら、緑色は「心を落ち着かせる色」と言われており、リラックス効果があるからです。
また、「目」のマークには“見られている意識”が働き、集中力が高まりやすくなります。
やり方は簡単です。
- 緑のペンを用意する
- 右手の親指に小さな目のマークを描く(◉のような形でOK)
- 心の中で「時間よ、速く流れてね」と唱える
これだけで、「よし、やってみよう」という気分が高まり、時間の流れが変わる感覚を得やすくなります。
「幸福駅行き切符…」と唱える汽車イメージおまじない
このおまじないは、イメージの力で時間を旅に変える方法です。
やり方は以下の通りです。
- 目を閉じて、汽車に乗っている自分を思い浮かべます
- 心の中で「幸福駅行き、出発進行!」と唱える
- そのまま頭の中で景色が流れる様子を想像する
このイメージは、脳を楽しい世界に連れていく力があります。
ワクワクしていると脳はドーパミンを分泌し、時間を短く感じやすくなるのです。特に長い待ち時間や移動中におすすめです。
頭の中で好きな歌を再生するおまじない
好きな歌を思い出して、心の中で歌うだけで時間は早く過ぎていきます。
これは、歌のリズムやメロディーが脳を刺激して、退屈を感じにくくするからです。音楽が流れていると、脳が“別の作業”に集中してくれるため、時間の意識が薄れるのです。
使い方の例:
- 好きなアニメの主題歌
- お気に入りのアイドルの曲
- 昔から知っている童謡など
何でも構いません。歌詞を頭の中で繰り返したり、リズムを思い出したりすることで、気づけば数分が一瞬で過ぎていたということが起きやすくなります。
青い色を見て集中力アップするおまじない
青い色には、心を落ち着かせ集中力を高める効果があると言われています(出典:日本色彩学会)
やり方は以下のようにとても簡単です。
- ノートやメモ帳に青いシールを貼る
- 筆箱の中に青色のペンを1本用意する
- スマホの待ち受け画面を空や海などの青にする
これらの青色を見るたびに、「集中できる」「今は大事な時間だ」と思い込みをつくることで、気づけばあっという間に時間が過ぎていたと感じられます。
目から入る情報が、脳の意識を変えるという点で非常に効果的なおまじないです。
脳内でゲーム感覚にする「ゴール設定おまじない」
この方法では、時間そのものをゲームの“ステージ”のようにとらえることがポイントです。
やり方:
- 「10分でこのプリントを終えたら1レベルアップ」と自分でルールを作る
- クリアしたら、次のミッションに進むという気持ちで行う
このように、時間を目標で区切ると、「あと何分…」と感じるよりも、「あとちょっとでゴール!」と意識が変わります。
これにより、集中力もアップし、時間が短く感じられるのです。
おまじない以外の時間が早く感じるコツ
時計を見ないことが時間を早く感じさせる
時計をこまめに見てしまうと、かえって時間が遅く感じられるようになります。
人は「まだ5分しか経ってないの?」という思考に陥ると、時間の進みが遅いと感じてしまいます。それよりも、今の作業に集中することが大切です。
たとえば、読みかけの本を1章読む、絵を1枚描く、メモを3つとるなど、目の前のタスクに意識を向けることで、時間を忘れて集中できるようになります。
ポモドーロ法で集中と休憩を繰り返す
「ポモドーロ法」とは、25分作業+5分休憩を1セットにして時間を管理する方法です。
この記事では、仕事の生産性を上げる時間管理術「ポモドーロテクニック」について解説します。ポモドーロテクニック (ポモドーロ) とは、25 分間の作業セッションに 5 分間の休憩をはさんだ時間管理戦略。生産性アップだけでなく、作業を分割し 1 つずつ処理していけるため、精神的な疲れも減らせます。
この方法のよい点は、「短い集中時間」によって、脳が疲れにくく、しかも達成感を得やすいところです。
やり方の例:
- 25分タイマーをセットして、1つの作業に取り組む
- タイマーが鳴ったら、5分間のストレッチや目の休憩
- これを2〜4回繰り返す
メリハリがあるため、体感時間が短くなるというメリットがあります。
瞑想や妄想で心を整える方法
忙しいときこそ、心を静かにする時間が必要です。
瞑想といっても難しく考えなくて大丈夫です。たとえば、
- 目を閉じて3回深呼吸する
- 頭の中で好きな場所を思い浮かべる(例:海・山・空の上)
- 何も考えずに1分だけ目を閉じる
これだけで、**頭の中がスッキリし、次の作業に集中しやすくなります。**結果として、時間も自然に早く感じられるのです。
なぜおまじないが効く?科学と心のしくみ
「ドーパミン」で集中すると時間が早く感じる
脳から出る「ドーパミン」という物質が、時間の感覚を変えてくれます。
ドーパミンは、楽しいと感じたり目標に向かって集中したりしたときに分泌される物質です。
これが出ているときは、「気づけば1時間たっていた!」という状態になりやすくなります。
おまじないは、このドーパミンを自然と引き出すトリガーになるのです。
「ジャネーの法則」で大人ほど時間が早く感じる
年をとると1年が早く感じるのは、「ジャネーの法則」が関係しています。
この法則では、「年齢が上がるほど時間の感じ方が加速する」とされています。
たとえば、10歳の子にとって1年は人生の10分の1ですが、50歳にとっては50分の1です。そのため、大人は新しい体験が減り、時間が“流れるように”過ぎると感じやすくなります。
おまじないは、日常に“ちょっとした新しさ”を加えるため、時間の密度を高め、「ゆっくり過ぎた」と感じさせる効果も期待できます。
おまじないを使うときの注意点
やりすぎ注意!効果を感じ続けるコツ
おまじないは使いすぎると、慣れてしまって効果が下がることがあります。
それを防ぐには、以下のような工夫が有効です。
- 複数のおまじないを使い分ける
- 1日に1〜2回にとどめる
- 特別なタイミング(テスト前や退屈な会議など)に使う
こうすることで、「いつもと違う感覚」が保たれ、効果が続きやすくなります。
子どもでも安心な言葉と方法だけを使おう
おまじないには、安心できる言葉とイメージが大切です。
とくに子どもに使うときは、「怖い言葉」や「不安をあおるような内容」は避けましょう。
おすすめは以下のような表現です。
- 「楽しくなるよ」
- 「きっとできるよ」
- 「時間さん、バイバイ」
これらはやさしくポジティブな印象を与えるため、子どもでも安心して使うことができます。
まとめ|おまじないで楽しく時間を短く感じよう!
今日すぐにできる3つの簡単おまじない
- 緑色のペンで親指に「目」を描く
- 好きな歌を心の中で再生する
- 「10分でここまで終える」とゴール設定する
どれも手軽で、しかも今日からすぐに始められます。
自分に合ったやり方を見つけるヒント
おまじないは「楽しい」と思えることが一番大事です。
いくつか試してみて、「これは自分に合っているな」と感じたものを繰り返すと、時間の流れを自分でコントロールしている感覚が得られるようになります。
あなたにぴったりのおまじないが、時間をちょっとだけ魔法のように変えてくれるかもしれません。
