猫を飼う前に部屋で準備すること7選|危険な場所と脱走対策を解説
「猫を迎える前に部屋で何を準備すればいい?」
「普通に生活している部屋なら、そのまま猫を迎えても大丈夫?」
初めて猫を飼うときは、フードやトイレなどの猫用品に目が向きがちですが、猫が安全に暮らせる部屋づくりも大切です。
人にとっては何でもない場所でも、猫にとっては思わぬ事故につながることがあります。
特に注意したいのが、玄関や窓からの脱走、電気コード、小さな物の誤飲、高い場所からの落下などです。
この記事では、猫を迎える前に部屋で準備しておきたいことを7つに分けて、初心者向けにわかりやすく紹介します。
この記事でわかること
・猫を迎える前に部屋で準備すること
・猫にとって危険になりやすい場所や物
・玄関・窓・ベランダの脱走対策
・猫が安心して過ごせる場所の作り方
・猫を迎える前に準備しておきたい猫用品

猫を飼う前に部屋で準備すること7選
猫は高いところへ登ったり、狭い隙間へ入り込んだりするのが得意です。
「ここには入らないだろう」と思っていた場所に入ってしまうこともあります。
猫を迎える前に、猫の目線になって部屋全体をチェックしてみましょう。
① 玄関・窓の脱走対策をする
まず確認しておきたいのが、脱走しやすい場所です。
完全室内飼いを予定していても、玄関を開けた瞬間や換気中の窓などから猫が外へ出てしまう可能性があります。
特に注意したいのは、
- 玄関
- 窓
- 網戸
- ベランダ
です。
玄関には脱走防止ゲートを検討する
玄関は家族の出入りや宅配便の受け取りなどで、毎日のように開閉します。
猫が玄関まで自由に来られる環境なら、玄関ドアとの間に脱走防止ゲートを設置する方法があります。
猫はジャンプ力があるため、低いペットゲートでは飛び越えてしまう可能性があります。
猫用として使用する場合は、十分な高さがあるか、すり抜けられる隙間がないかなどを確認しましょう。
網戸だけだから大丈夫とは限らない
窓を開けて網戸にしている家庭も注意が必要です。
猫が網戸に寄りかかったり、爪をかけたりする可能性があります。
また、網戸を自分で開けてしまう猫もいます。
窓や網戸の状態を確認し、必要に応じて網戸ストッパーや窓用ロックなどを活用しましょう。

② 電気コードをかじられないようにする
テレビ・パソコン・スマートフォンの充電器など、部屋にはたくさんの電気コードがあります。
猫によっては、細長いコードをおもちゃのようにかじることがあります。
コードが傷つくと、感電や火災などにつながるおそれがあるため注意が必要です。
猫が触れやすいコードは、
- ケーブルカバーを付ける
- 配線ボックスにまとめる
- 家具の裏側に通す
- 使用していないコードは片付ける
などの対策をしておきましょう。
特に子猫を迎える場合は、床にコードを出したままにしないよう確認しておくと安心です。
③ 誤飲しそうな小さな物を片付ける
猫は床に落ちている小さな物を前足で転がして遊ぶことがあります。
遊んでいるだけなら問題ないように見えても、口に入れて飲み込んでしまう可能性があります。
たとえば、
輪ゴム・ヘアゴム・ひも・アクセサリー・小さなおもちゃ・ビニール類
などは、猫の手が届かない場所へ片付けておきましょう。
特にひも状の物の誤飲は注意が必要です。
猫用のおもちゃであっても、ひもや羽根などが付いているものは出しっぱなしにせず、遊び終わったら片付けるようにしましょう。
④ 猫に危険な植物・食べ物を置かない
観葉植物を置いている家庭は、猫を迎える前に種類を確認しておきましょう。
植物の中には、猫が食べると中毒を起こすものがあります。
特にユリ科の植物は猫にとって非常に危険で、花や葉だけでなく、花粉や花瓶の水なども問題になる可能性があります。
「高いところに置けば大丈夫」と考えても、猫は予想以上に高い場所へ登ることがあります。
安全性が確認できない植物は、猫が生活する空間から取り除くことも検討しましょう。
また、人間の食べ物にも猫に与えてはいけないものがあります。
食事をテーブルに置いたままにしたり、ゴミ箱を猫が簡単に開けられる状態にしたりしないよう注意しましょう。

⑤ 家具や高い場所の安全を確認する
猫はキャットタワーだけでなく、
棚・タンス・冷蔵庫・窓際など、高い場所へ登ることがあります。
高い場所に、
- ガラス製品
- 花瓶
- 写真立て
- 小物
- 倒れやすい家電
などを置いている場合は、猫が触れて落とす可能性があります。
※危険な物は事前に移動させましょう。
また、大型家具が倒れないよう転倒防止対策をしておくことは、猫だけでなく災害対策にもなります。
キャットタワーで登れる場所を作る方法も
猫が安全に上下運動できる場所として、キャットタワーを用意する方法もあります。
ただし、キャットタワーも安定した平らな場所に設置し、ぐらつきや破損がないか定期的に確認しましょう。
⑥ 入ってほしくない隙間・場所を確認する
猫は「そんなところに入れるの?」と思うような狭い場所へ入り込むことがあります。
特に注意したいのが、
- 家具の裏側
- ベッドの下
- 洗濯機周辺
- 冷蔵庫の裏側
- 収納スペース
- 家電の隙間
などです。
単に隠れるだけなら問題ない場合もありますが、入り込んだ後に出られなくなる場所や、電気配線・家電のある危険な場所には入れないよう対策しておきましょう。
また、洗濯機や乾燥機などを使用するときは、猫が中に入り込んでいないか確認する習慣も大切です。
⑦ 猫が安心して休める場所を作る
危険な場所をなくすだけでなく、猫が安心して過ごせる場所を作ることも重要です。
特に家に来たばかりの猫は、新しい環境に緊張して隠れたがることがあります。
静かで人の出入りが少ない場所に、
猫用ベッド・ケージ・キャリーケースなど、安心して休めるスペース
を用意してあげましょう。
猫が隠れている場合も、安全な場所であれば無理に引っ張り出さず、自分から出てくるのを待ちます。

高い場所と隠れられる場所の両方を意識する
猫によっては、周囲を見渡せる高い場所を好むことがあります。
一方で、ドーム型ベッドや箱の中など、体が囲まれた場所を好む猫もいます。
最初から高価な猫用品をたくさん購入する必要はありません。
猫の好みを見ながら、少しずつ快適な場所を増やしていくとよいでしょう。
猫を迎える前に部屋のどこをチェックする?
ここまでの内容を、部屋ごとに整理しておきましょう。
| 場所 | チェックしたいポイント |
|---|---|
| 玄関 | 飛び出し・脱走防止ゲート |
| 窓・網戸 | ロック・網戸の破損 |
| リビング | コード・小物・観葉植物 |
| キッチン | 食べ物・刃物・コンロ・ゴミ箱 |
| 洗面所 | 洗剤・薬・洗濯機 |
| 寝室 | ひも・アクセサリー・家具の隙間 |
| ベランダ | 脱走・転落 |
猫を迎える前に最低限そろえておきたいもの
部屋の安全対策ができたら、次は猫用品を準備しましょう。
猫を迎えた当日から必要になるものとして、
キャットフード・食器・トイレ・猫砂・キャリーケース
などがあります。
さらに、飼育環境に合わせて、
ケージ・爪とぎ・脱走防止用品・猫用ベッド・キャットタワー・おもちゃ
なども検討します。
「結局どの商品を選べばいいの?」という方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
猫を飼う前の部屋づくりでよくある質問
Q. 猫を飼うなら部屋を全部片付ける必要がある?
すべての物をなくす必要はありません。
ただし、猫が口に入れそうな小物やひも、倒れたり落下したりすると危険な物などは、猫の手が届かない場所へ移動させましょう。
最初は猫が生活する部屋を中心に安全対策を行い、行動範囲を広げるときに他の部屋も確認する方法があります。
Q. 猫を飼うなら網戸のまま窓を開けても大丈夫?
網戸だけで完全に脱走を防げるとは限りません。
猫が網戸を開けたり、破損した部分から外へ出たりする可能性があります。
窓を開ける場合は、網戸の状態を確認したうえで、必要に応じてロックや脱走防止柵などを使用しましょう。
Q. 猫がいる部屋に観葉植物を置いても大丈夫?
植物によって異なります。
猫に有害な植物もあるため、現在置いている植物の種類を必ず確認しましょう。
特にユリ類は猫にとって危険性が高いため注意が必要です。
Q. 猫を飼うならケージは必要?
すべての猫に必須ではありません。
ただし、猫を迎えた直後や子猫、来客時など、猫が安全に過ごせる場所として役立つ場合があります。
Q. 猫を迎える何日前から部屋を準備すればいい?
「○日前」という決まりはありませんが、できれば猫を迎える前日までには安全対策と最低限の猫用品の準備を終えておきましょう。
当日に慌てて家具を動かしたり猫用品を買いに行ったりするより、猫が到着したときから静かに過ごせる環境を作っておく方が安心です。
猫を迎える前日の最終チェックリスト
猫を迎える前日になったら、最後に次の項目を確認しましょう。
- 玄関の脱走対策はできている
- 窓・網戸を確認した
- 電気コードを整理した
- 小物・ひも類を片付けた
- 危険な植物や食べ物を移動した
- 家具や高い場所を確認した
- 危険な隙間を塞いだ
- トイレを設置した
- 水・食事スペースを作った
- 猫が安心して休める場所を作った
- キャリーケースを準備した
まとめ|猫を迎える前に安全な部屋を作っておこう
猫を迎える前は、フードやトイレなどの猫用品を購入するだけでなく、猫が安全に生活できる部屋を作っておくことが大切です。
特に確認したいのは、
① 玄関・窓の脱走対策
② 電気コード
③ 誤飲しそうな小物
④ 危険な植物・食べ物
⑤ 家具・高い場所
⑥ 危険な隙間
⑦ 安心して休める場所
の7つです。
猫を迎えてから危険な場所に気づくのではなく、事前に猫の目線で部屋をチェックしておきましょう。
部屋の準備ができたら、次は猫が生活するために必要な猫用品をそろえていきます。